機材の紹介 何世代も前の面白い物があります Top Guide  
  ひとこと ビデオ機材 シネ機材 スチールカメラ 修理と自作 PC etc        
 
    必要にせまられて機材を自作したり修理、改造するなんてのは日常茶飯事です。    
なんせ、元はメーカーの工場労働者で設備の保全を担当していたものですから大抵の物は作れます。
自慢話みたいですが、もしかして似たようなことを考えている人がいたら参考になるかも知れません。
 
 アナログ/DV変換ユニット DVウォークマンのビデオ入力で画質が劣化する問題の解決
 三脚リモコン 三脚のパン棒でウォークマンを録画開始/停止
 モバイルバッテリー ホームセンターのモバイルバッテリー改造
 三脚ヘッド欠品代用 ホームセンターの材料を活用
 木製三脚に柿渋塗装 ニス塗りの色が気に入らなくてやってみました
 HL-79E復活作戦 光学系劣化を修理してジャンク品が復活
 HL-83 修理と改造 VF破損をアルミ板で補修
 大容量バッテリー 軽自動車用バッテリーと昇圧コンバータをアルミのカメラバッグに収納
 HL-79E用DCケーブル

Ikegami独自の5pコネクタからXLR4pに変換するケーブルを自作

 ビデオカメラ用ACアダプタ

ワープロのACアダプタを流用

 特製ズームレバー

急速ズーム用です

 Y/C7p-Sコード

Sコードを改造して業務用コネクタに 市販品がありますが自作

 愛車の小改造

パジェロミニにインバータとXLR4p取り付け

 8ミリ編集器ランプ改造

ランプが切れたので超高輝度LEDに改造

 小型ライトボックス製作

テレシネ素材の8ミリフィルムクリーニング用

 ELMO C300修理

レトロな8mmカメラ修理開始

 SOTEC PC修理

中古PCのフロントUSBが死んでいたのを修理 これはもう退役しました

 FUJICA SH30修理

昔、ベルト切れのまま放置していた8ミリ映写機を修理 継続中

 BP-95dx復活作戦

10年間放置したバッテリーを復活させました、が、結局ダメでした で、中古セルを組み替えてみました

 HL-79Dにアクセサリシュー

このカメラにマイクを取り付けるためにアクセサリシューを作りました

 小型カメラ車載ステー

PanasonicNV-GS70をパジェロミニに取り付けるステーを製作 車入れ替えのため廃棄

 簡易BP放電器

BPタイプニッカドバッテリーの簡易放電器を製作

 HL-59修理

テスト中にモニタ出力のBNCコネクタを破損して交換

 HL-57修理

こいつもBNCコネクタが壊れていたので交換

 小型カメラ車載ステーA

愛車にカメラを固定するステーです レガシィB4用に新作

 三脚改造

HVR-Z5J用に余っている三脚を組み合わせました

 モルト代用品

古いカメラの劣化したモルトの代わりになる材料を紹介

 OLIMPUS PEN整備

息子のEEを整備

 ELMO C300整備

ヤフオクで入手したカメラの不具合な箇所を整備

 Angenieux12-120レンズ整備

BOLEXに装着されていたズームレンズを分解、クリーニング

 ZENZA BRONICA 引き蓋

従兄弟からもらったカメラですが引き蓋が欠品していたので作りました

 SEKONIC 露出計 お決まりの水銀電池問題です
 BMC-100用バッテリー 古いベータ一体型カメラのバッテリーが廃盤なので代用品を準備、したつもりが・・・
 BOLEX H16 Reflx 整備 ファインダーにゴミがあって気になったので清掃
 ARRIFLEX 16ST 電源コード製作 このカメラでよくあるコードの欠品 さっそく作りました
 ARRIFLEX 16ST ファインダー清掃 ピントグラスが汚れていたので分解してお掃除
 ARRIFLEX16ST バッテリー準備 12Vバッテリーから8.4VのDCを取り出すには・・・
 FUJICA SH9 整備と改造 格安で手に入れた映写機を動くようにしてテレシネ用に改造
 Sony HVR-M15J修理 DC入力コネクタ部の不具合を直しました
 
 アナログ/DV変換ユニット
sonyのビデオウォークマンシリーズは映像関係者にとって大変便利な道具です。
ところがこれ、致命的欠点があるんです。
以前、webでビデオウォークマンのビデオ入力はおまけ程度で画質が悪い云々という意見を見た記憶があって、先日私も痛感することに。
私がビデオウォークマンを使うのは2台目で、最初のGV-D900は使い切って捨てましたが、当時は業務用カメラ Ikegami ITC-870 でサンドレック特製の
30pinコネクタからY/Cを出すケーブルでウォークマンに入れて録画。画質は全く問題ありませんでした。
2台目ウォークマンはDigital 8のGV-D200で、これもS入力は良好な画質でした。
ところが先日、放送用カメラのIkegami HL-83でコンポジットから録画した映像は明らかにモニターに直出しした場合と比べて劣化していました。
話が長くなりますので結論を急ぎます。
さっそくジャンクボックスからカノープスのアナログ/DV変換ボードADVC-50を出してきてバラックでテストしてみました。
結果は良好、ボード経由とモニター直出しの画は全く区別がつきません。
ついでに手持ちのsonyのメディアコンバータも試してみましたがコンポジットはウォークマンと同じで画質は落ちました。
結論が出ればあとは自作。ケースは1mmのアルミ板を切って穴あけ、曲げ、塗装。何度も失敗しましたが見事完成。これは便利です。
 
カメラのアントンブラケットに固定します
BPバッテリーケースの部品を流用しました
 
ウォークマン側もアントン仕様
ガラクタの業務用カメラから失敬しました
ケースは梨地もどきの塗装ですが、これは缶ス
プレーでプップップという感じで断続的に吹くと
それらしくなります
中身はこんな感じ        
   

ウォークマンの裏 アルミ板を加工取り付け   HL-83にワンタッチで取り付け   ウォークマンとはDVケーブル一本で接続
 

ユニットの電源はアントンブラケットからDC12Vを供給、ADVC-50は5Vも必要なので3端子レギュレータ7805で作ってい ます。ロス分は熱に変わるのでケースを放熱器とした上穴をあけて風通しを良くしています。DCDCコンバータを使うと効率がいいのですがケースが大きくなってしまいます。でもやはり効率が悪く、電気の大食いでモバイルバッテリーではあっという間に終わってしまいます。やっぱりDCDCコン方式にしましょうね。たいして金もかかりませんから。

ウォークマンはマイク入力が無いのでマイクアンプも作りました。アンプ自体はステレオですがガンマイクがモノラル
なので自作ケーブル内部でLRを短絡してあります。

このユニットの応用としてウォークマンなしでDVケーブルでVAIOに動画を直接出すことが可能で今後おおいに利用価
値がありそうです。

一般に、ウォークマンまたはメディアコンバータでDV変換すれば画質の劣化なしでデジタル化できると思われていますがコンポジットの場合は想定外の事態になりますからお気をつけください。
こんな面倒な事をしなくても手持ちのポータブルVCR BVU-150を使えば済むんですがカメラ生出しの映像を極力そのまま吸い出す手段です。極力というのはDVフォーマットの中でという意味で、あくまでも「見た目」の話です。

ついでに作ったマイクアンプ        
2010.10 不具合解消のため再度リメイクしました。主な改良はマイクアンプの内臓。ガラクタの79Eから外したマイクアンプを使いましたが、回路図を見た
ら電源は12Vではなくて9V。レギュレータIC 7809で9Vを作って供給しました。ケースは構造を変えて作り直しました。
マイクアンプから出たライン出力は一旦RCAソケットで外に出して外部でモノ/ステレオ変換コードでADVCに戻します。
 
ガンマイクを直接つなぐようにしました   マイクアンプの出力はRCAソケットに出します
return 
 
 三脚リモコン
カメラとウォークマンを合体させてもスタート/ストップをいちいち目を離してウォークマン側で操作するのはスマートさに欠けます。
この問題の解決は簡単。sonyのビデオデッキの赤外線リモコンを使えばok。ただし、リモコンそのままではあんまりです。
基板を抜き出して録画スタートと停止の機能だけを押しボタンスイッチに引き出してケースに入れました。
パン棒への固定は椅子の足に付ける物で、うまい寸法の物がいつものホームセンターにありました。製品名「カチット」
ちなみに私は物を固定するのにガムテープやビニールテープを使うのは大嫌いです。
   
これを分解して基板を使いました   リモコン基板が入っています   中身 単三乾電池2本で
    本当は手軽なLANC有線リモコンが手に入れば
もっと垢抜けするんですが。
群馬のSANDRECさんでそのものズバリのウォ
ークマン用リモコンを出していますが、あり合せ
の材料で自作するのもボケ防止に役立つかも。
  いかにも自作 もう少し何とかしたいところ    
return 
 
 モバイルバッテリー
下にあります「大容量バッテリー」の記事とまるで矛盾する内容ですがこれは現実で下は理想とお考え願います。
毎度お馴染みのホームセンターで買ったモバイルバッテリーがまことに小型軽量で具合がいいので普段はこれを使って撮影をしています。
二つあるシガーソケットのうちひとつをXLR4Pに変えました。HL-83だとこれで1時間以上連続で使えます。さすがに79Eだと10分位しか持ちませんが。
    このバッテリーはなかなか優れもので なんといっても見た目がスマートでショ ルダーベルト付きで持ち運びも楽々。
もうひとつ欲しいところですが、金属価 格上昇に伴ない値上がりしました。
それでもBP90より安価です。
なお、内臓バッテリーは12V7AHの完全 密閉式で横倒しにしても大丈夫。
左側のシガーソケットを   XLRに変更    

便利に使っていたのに最近急に内臓バッテリーが弱ったようです。そういえば以前買った類似品も3年くらいで寿命がきたっけ。

return 
 三脚ヘッド欠品代用
2回目に手に入れた木製三脚はOSKERのヘッドが付属。ブライダルで使っていたらしく、水平出しの必要がなかったためかオワンに固定する皿(正式な
品名は知りません)が欠品していました。部品で取り寄せてもユニバーサルの脚は穴が大きいのでたぶん固定出来ないだろうし。
石膏で型を作ってアルミで鋳造しようかなんて考えながら買い物をしていたらエンジン草刈機の「安定版」が目に入りました。
ボルトの入る穴径もぴったりだし、薄っぺらなのは補強すればいいやで買ってきて仮にヘッドを付けてびっくり。そのまま使えるじゃないですか。
ナットはM10の高ナットにノブ付きボルトを締めこんで瞬間接着剤で固定し、いつもの手でつや消し黒を吹き付けて完成。
    この安定版を型にして石膏で型を作ってアルミ鋳造に挑戦してみたいと思っています。
それほど難しくないみたいですし。
左が薄っぺらの安定板   頼りないですがこれでOK    
return 
 
 木製三脚に柿渋塗装
8ミリ映画に夢中になっていた若い頃から木製三脚のあの何ともいえないレトロな感じが大好きでいつか手に入れたいと思っていました。
東京の「東映堂」さんで中古を売りに出していたのを見つけて衝動買い。ユニバーサル製で100φヘッド付きでなんと\3,000。
これを使って10年近くなりますが、ニス塗りなのだけは気に入らなくてニスを削り取って亜麻仁油を塗ってみたもののイマイチ気に入りません。
なんとかならないかと考えていたところ、ホームセンターに瓶入りの柿渋が置いてあるのを発見、バラしてこれを塗ってみたら思った通りの色に
自作のスピーカーボックスに柿渋を塗ったら最高でしょうね。
   
柿渋と仕上げの亜麻仁油
渋は3回塗り   ベビー三脚はノーマル これも塗ろうかな    
追記:左のヘッドはユニバーサルですが、手入れをしていてパン棒挿入部が渋いのでもうちょっと開こうとこじったら割れてしまいました。
お気に入りのヘッドなのでなんとか救おうと目立たない位置に穴をあけてタップを立て、M3のビスを埋め込んで出っ張りは削ってごまかしてあります。
前からティルトのロックが弱くて力任せに締めないと固定できなかったので分解したら油圧のオイルが抜けていました。対策としてホームセンターで似た
サイズのOリングを買ってきて交換、オイルは車のエンジンオイルを入れたらしっかり固定しました。が、やはりオイルが少しづつ漏れます。また宿題が。
return 
 
 HL-79E復活作戦
その1
昔から欲しかったカメラです。ジャンク品を3台も集めてしまいましたが、どれも光学系がいけません。プリズムにフィルターを貼り付けているバルサム?
が剥がれてしまってまともな映像が出ません。
    手元の一号機から三号機のうち、光学系の劣化が少ない三号機を直す事に。
B系のバル切れがあるので加熱したりアルコールを付けたりして剥離。
きれいにクリーニングしてかねて準備のカナダバルサムで貼り付け。
レンズではないので光軸なんて考えない事にしました。
ダメモトで思い切りよくしかも繊細に。
プレパラート用バルサムは純度が低いのでNGという人もいますが構うもんですか。
プリズムを簡易冶具に固定して貼り付け   Vixenのプレパラートキット    
結果は大成功! 予想外に鮮明な映像が出ました。下の4枚が修理後のテスト結果です。アナログDV変換ユニット経由GV-D200で録画したものです。
「ビデオ機材」のページにもテスト結果がありますがあちらはUmaticなので本来のカメラ性能ではありません。
細かい事を言えば色むらが出ていますが、この後さらにマニュアルを参考に若干調整したり白焼きしてずっと良くなりました。これは途中経過です。
 
     
 
     
では、調整後の画像をどうぞ。工房の窓からの風景です。これなら使えます。青味が強いのはやや黄色い壁でホワイトバランスを取ったためです。
 
     
79Eが使えそうなのでUmaticと組み合わせて使おうと思ったのですがBVU-150があまり調子が良くないのと先の事を考えてビデオウォークマンを合体して運用することに。
で、その場合ネックになるのがウォークマンはマイク入力が無い事。
HL-83はわざわざマイクアンプを作りましたが、カメラ内臓アンプを活用しない手はありません。アンプを開けてみたらいけそうなので挑戦。
   
    MIC AMP基板からLINE OUTを引き出す   MAIC AMPは非常にコンパクト
   

放送用カメラのマイクはもちろんモノラルの平衡タイプです。ウォークマンのライン入力は不平衡ですが、平衡を不平衡に変換するのは簡単で、単にCOLDとシールドを繋げばOK。
ウォークマンはステレオですが、それはステレオ/モノラル変換コードで分けちゃえば解決。
HL-79Eは83と同じくフロント下部にめくら板があったのでこれを別にアルミ板で作ってRCAソケットを取り付けました。
他の2台はここにVTR STARTボタンが付いてい
ます。省略なのかオプションなのかは不明。

左に見えるケーブルを   追加したRCAソケットに接続    
19pVTRコネクタには映像、音声、リターン、トリガー信号が出ているのでこちらから取り出せばスマートなんですが、以前手に入れたジャンクVTRケーブ
ル(VTR側コネクタ欠品)が行方不明で探しています。あれが出て来れば解決するんですけど。
 
こんな具合にアナログDV変換ユニットを介してウォークマンを合体   怪物みたいですが重量バランスは良好 この状態で10Kg+@
 

  アナログDV変換ユニットはその後、切り忘れによるバッテリー上がり防止のため電源スイッチとLEDのパイロットランプを追加しました。
ウォークマンとの接続はDVケーブル一本   電源切り替えスイッチはEXTの位置でアントンブラケットに逆供給するように配線を変更
その2
3号機が使えるようになったのに味をしめて2号機も修復に挑戦。
80点狙いで楽しみながら光学系を修復、さっそく組み立てましたが撮像管のレジズレがひどくて修正しきれません。
失敗かなと思いましたが、しばらくして気を取り直して再度分解。あれ、プリズムユニットの固定ビスが入っていない!
これじゃあプリズムの位置が決まっていない。という事でビスでしっかり固定して組み立てたらレジは調整すればいけそうな感じ。
レジチャートで慎重に、大胆に調整したら3号機より調子が良さそうです。
ついでに3号機と同じくウォークマンを合体出来るように改造して完成。マイクアンプの出力端子は3号機共小型プラボックスを使ってスマートにしました。
   
1号機と2号機はこれが付いていました   3号機はめくら板   改造後 マイクアンプの出力端子
2号機と3号機は丁寧に使われていたらしく、外観はほとんど新品。いわゆる極上品、2台並べて思わずにんまり。
ところが「ビデオ機材」でも書いていますが、2号機はその後壊してしまいました。もったいないのでなんとかしようと格安でジャンク品を手に入れました。
 
届いたのはこんな状態のジャンク   サイドパネルは加工してあります
 

本当に欲しかったのはPoewrユニットで、

写真で右端に入っている物です。

プリズムはバルサム切れがなければ使います。

アントンバウアーのブラケットは何かと流用可能。

撮像管は期待しないほうがいいかも。

水没品でしょうか 基板は全部入っています    

VFはCRTが割れて悲惨
 
塗装もすっかり剥げています
 
        水没じゃなくて雨ざらしかな
       
光学系はいけそう!        
部品取りにはもってこい。あわてて大失敗ばかりなので暇をみて冷静なとき詳しく調べてみましょう。
次なる企画にHL-79Eを使うべくプリズムのバルサム貼りなおしで復活させたモノをいろいろ試したところ、無地の被写体を撮ると画面にムラが認められま
す。で、以前こいつから外したプリズムと交換することにしました。結果はOK。トラッキングとレジ調整で見違えるほど鮮明な映像が得られました。苦労し
てバルサムを張りなおしたプリズムは予備ということにしましょう。
 
     
暇をみてはレジ調整を追い込んでいます。かなりのレベルまで調整できたと思っています。
return 
 
 HL-83 修理と改造
某オークションでHL-79Eの部品取りにならないかと格安で手に入れた旧い放送用カメラが、基本的にそのまま使えそうなので素材によってはこれを使う
ことにして、破損していたVFの鏡筒を補修しました。理想はアルミ半田で接合ですが材質がもしかしてマグネシウムかもしれないし失敗したらアウトなの
で0.5mmのアルミ板を巻いて極細のビスで止め、はみだしは削り落としてさらに黒の粘着材つきアルミテープで巻きました。
補修のため分解したので1.5インチブラウン管の調整が狂ってファインダーの映像がゆがんでしまい、あわてましたが調整方法がわかり、直せました。
その後、念のためレジストレーションを確認したところ、若干ズレていたのでレジチャート(HL-79Eのマニュアルに付属)で納得のいくまで調整。
次に、HL-83はBPバッテリー又はVCRから電源を供給するのが原則らしく、DC12Vのコネクタが無くて不便なので追加しました。
   
使えるカメラは生かしましょう   VFの鏡筒部が破損していました   0.5mmアルミ板でリングを作って
   
エポキシで固定 針金は仮押さえのため  

M2皿ビスで止めて出っ張りは削り

  黒いアルミテープを巻き組み立てて完成
   
HL-83はDC12V入力が無いんです!   XLR4pで供給できるようにしました   マイクアンプ用12Vソケットも取り付け
補足:たとえば上記の12Vコネクタを取り付ける場合がそうですが、私はいくら旧い機材でも基本的に本体に穴をあけるような事はしません。
この場合もカメラの既成の穴やオプション用のメクラ蓋を利用しました。補修のためにやむを得ない場合は例外ですが。
return 
 
 大容量バッテリー
ビデオのロケで心配なのが電源です。車のバッテリーを利用する事は誰でも思いつくところで、確かにどちらも12V仕様、問題なく使えます。
でもちょっとだけ問題があります。どちらも公称12Vですがビデオに古くから使われているニッカド電池と車の鉛蓄電池ではフルチャージ直後の電圧と
完全放電に至るカーブがかなり違うんです。ニッカドのほうが電圧の平均値が高めで鉛電池ではまだ十分容量が残っているのにアラームが出ます。
そこで、重量の点で有利な軽自動車のバッテリーA19R(L)を使うとして、これを昇圧コンバータで14〜15V位まで上げてやれば電力を余すところなく利用
できるのではないかと考え、ロケ電源ユニットを作ってみました。
そんなことしなくても移動の必要のないロケなら車のシガーソケットから電源を取ればいいとお思いの人は未経験、これは駄目です。シガーライターの
ソケットは接触抵抗が大きくて消費電流の微弱なカーアクセサリーならともかく1から2A以上流れる業務用/放送用カメラでは電圧降下して使えません。
仮にカメラ、他の合計消費電力が24Wとして1Ωの接触抵抗でも計算上2Vの電圧降下を起こしてしまいます。
ちなみにカメラがIkegami HL-79E、VCRがsony BVU-150、モニターがVictor CX-65Mの場合、合計64Wですから5Aを越えます。
シガーソケットの一時側あたりから直接12Vを取ってXLRのメスを付ければいいんですが。今度車を入れ替えたらやります。
    「昇圧コンバータ」で検索すると役に立つサイトがいくつもヒットします。
DC12Vを昇圧する回路で、ノートPCのカーアダプタにも応用できます。
電圧は可変抵抗器で調整できます。
ただし、効率はいいのですが無負荷でもアイドリング電流が流れるのでSWを切り忘れたまま放置するとバッテリーが過放電します。
実はこれでバッテリーを1個ダメにしてしまい、買い換えました。 \4,980也
昇圧コンバータです   回路はそれほど複雑ではありません    
   
kingのカメラケース   XLR3連   中身はこんな具合
軽自動車のバッテリーA19(RでもLでも)とコンバータを頑丈なカメラケースに入れて使います。
車内で充電できるようにすれば 移動中常にフルチャージできます。
XLRを3連にしたのはカメラ、モニター、場合によってはVCRも使うためです。
  昇圧コンバータはmax5Aですので基本 的にカメラ単体又はVCRとセットのみ。
あとの二つはダイレクトの12Vです。
モニターは常時ONにはしないので12Vでも問題ありません。
カメラ電源の13.5Vは別に根拠はなくて14Vでも15Vでもかまいません。一般的には13.8Vかな。
19.5VにすればVAIOノートの超大容量電源にだって出来るはずです。
  A型バッテリーは高さが低いのと端子がねじ止め直結で具合がいいんです。
ケース付属の仕切り板で左右を押さえて空いた右側のスペースにコンバータが入っています。
でも、これって理屈はそうでも本当に意味があるのかな。
         
その後これは独立して使えるように両端にXLR4pコネクタを取り付けました。
return 
 
 HL-79E用DCケーブル
池上の旧いカメラはDCコネクタが独自の5pです。79Eを最初手に入れたときはバッテリーケースに細工して12Vを供給していました。
これでは不便なので出口をXLR4pにしたケーブルを作りました。
   

ケーブルは念のためシールド付き0.5□2芯   4pがバッテリー側 5pがカメラ側   ピン配列 79Dの回路ですが79Eも同じ
5pコネクタのピンを2本パラにするあたりは実に池上らしい発想です。接触抵抗による電圧降下対策とお見受けいたしました。
なお、買ってきたメタコンはヒロセ、型番は013005です。秋葉原の千石電商か若松で買ったような気がします。純正品はJRCですが、良しとしましょう。
以前、ITC-730のコネクタについて問い合わせがあり、XLR4pだと思って間違えて教えてしまいました。735と870はXLR4pですが730は5pのようです。
return 
 
 ビデオカメラ用ACアダプタ
自作という程の物ではありませんが便利に使っています。
リサイクルショップで確か\210で買った東芝のワープロ用ACアダプタの二次側ににXLR4pを付けただけです。
スイッチングレギュレータなのでノイズを心配しましたが今のところカメラは問題なく動きますがEPSONの似たようなアダプタはノイズが出ました。
   
東芝ワープロ用ACアダプタ   DC12Vで3A出ます   ご存知XLR 4Pメス
XLR4pin(通称キャノンコネクタ)のピンアサインですが、1が0V、 4が+12Vです。2と3は使っていません。わかっているのに間違えて735のヒューズを飛ば
したことがありました。
return 
 
 特製ズームレバー
大変つまらない物ですがこれも便利に使えます。
PC関係のコネクタから固定ネジを外し、先端を削ってM3のタップを立ててカットしたビスを埋め込んだだけです。
高校のバスケットボールの収録にはこれが欠かせませんでした。急速ズームには重宝します。
     
旋盤が無いので穴あけは工夫を要しました   こんな感じになります    
return 
 
 Y/C7p-Sケーブル
民生用のSコードはいかにも頼りない作りで信頼性は全くありません。業務用S(YC358)コネクタは7pのロック式となっています。
秋葉原の千石電商に7pコネクタがあったので買ってSコードを改造、民生用機器から業務用モニターの7pY/Cに繋ぐ事が出来るようになりました。
7pオス側も作りましたが今のところ使いみちがありません。
    Sコードはいろいろ使ってきましたが、今はビクター製のYとCが独立した物に統一しています。
Sonyはどうも品質が良くないみたいで何度か接触不良とピン破損のトラブルを経験しています。
Sコード自体はビクター製   信頼性が高いロック式コネクタ    
 

参考のため、Y/C358のピンアサインを載せまておきます。
コネクタに配線するためにもビクターのSコードは好都合です。
なお、7pオス側のケーブルも作ってありますが今のところ使い道なし。


蛇足ながら、こんな簡単な配線でも私の場合、ソケット側とコネクタ側が
混乱して間違えて何度もやり直すなんて事があるんです。
そのために相手を壊してしまった事もあります。

'91ビデオα12 44 から勝手に転載しました    
return 
 
 車の小改造
ホンダの箱バンが老朽化したので車検切れを前に程度抜群の中古パジェロミニを買いました。09年9月末から乗っていますが絶好調です。もちろんMT。
軽ですがターボなのでパワーは必要にして十分。乗るというよりも「着る」感覚のキュートな車です。ハーフタイム四駆で通常FRなのもこれにした理由。
小回りも効くし小さい割に重いので心配した燃費も14Km/L以上走ってくれます。長く雪道を走った経験で冬の雪国は軽の四駆が最強と思いますし。
後ろが狭いのは我慢我慢。でも運転席は身長175cmの私でも全く問題ありません。
こいつに以前から考えていたインバータと映像機器用電源ボックスを取り付けて重宝しています。
    車でAC100Vが使えると便利なのは当然ですがビデオ関係者としては12Vが常に引き出せるとさらに具合がいいものです。車を入れ替えたらすぐに改造しようと思っていました。
DC12Vはどこから取り出そうかと考えましたが
何とダッシュボード裏にアクセサリー用の空きコードがメスギボシ付きで用意されていて助かりました。
外観もまずまずで   新規登録でナンバーも新品    
 
灰皿の下が300wのインバータ 手前の箱が12vの口です   クラッチ操作の邪魔にならない所に取り付け
この車、高度計が付いていますがこれを見ていると結構面白いですよ。紅葉を見に志賀高原へ行った時は渋峠でちゃんと2000mを表示しました。
 
   
     
ちなみに、自宅は標高580mですが100m単位の目盛りは500mを示しています。
'09暮れにクラッチが不調で滑るようになり、修理に出して快調です。前オーナーはたぶんおばちゃんで半クラを多用してたんでしょう。
この車はそれからいろいろ故障が続いたのと何回目かの車検がせまったので廃車しましたが荒地の走破性は抜群でした。
return 
 
 8ミリ編集器ランプ改造
久しぶりに電源を入れたらランプが切れてしまいました。16ミリ編集器も同じランプなので入れ替えたらそれもプッツン。
正規のランプは6V10Wで、昔はバイク用で代用したものですが今ではホームセンターにもカーショップにもありません。通販で手に入れる事は可能です
がめんどくさいのと前からLED化を考えて超高輝度LEDを手に入れておいたので改造しました。
    左が一瞬光って切れたランプ
純正品は6V10Wですが、光学用でフィラメントが
小さくて点光源になっています
バイク用は寸法は同じですが点光源ではないの
で暗くなってしまいます。
右はLEDを取り付けたところ。
あり合わせのダイオードで整流、LED付属の抵抗を3本パラにして制限抵抗としました。
カソード側リード線でベースに固定し、なるべく
明るくなるように 光軸を微調整。
このLEDはmax30mAですがもっと明るくしようと
100mA流したら明るくなりましたが過電流であっという間に劣化してしまいました。
切れたランプ   LED取り付け    
 
パーツ屋で買った超高輝度LED   完成 フィルムを掛けてみました
超高輝度とはいってもLEDですから青味が強い上画面はかなり暗くなってしまいましたが、なんとか映像は見えるので当面これで良しとしました。
16ミリ編集器はトランスを手に入れて12V化しましょう。12Vならランプの入手が容易ですから。いっそハロゲンランプにしてもいいかな。
この件、さらに話は続きます。
簡易テレシネ実行に際してフィルムの状態確認のため、編集機は必需品です。で、LED化したこれを使ってみましたが暗くて使い物になりませんでした。
実は先日、懐中電灯に使う5.5V1Aというハロゲン球を見つけて、これなら使えるんじゃないかと手に入れておいたのです。ただし、大きさがまるで違います
からアダプタを作らないと付きません。それがめんどくさくて手を着けなかったんですが、テストだけでもとリード線を直に半田付けして取り付けてみました
これが大成功。元々付いていた球は6V10Wのタングステン球ですがそれよりも遥かに明るいじゃないですか。しかもハロゲンですからフィラメントが短くて
理想的な点光源。光学系もついでにクリーニングし、回転部もバラして給油。さっそくテレシネするフィルムの点検にかかりました。
   
5.5V1Aハロゲン球   とりあえず半田でリード直付け   文句なしの明るさ
鼻歌まじりにフィルムを確認、前から映写中に画面が流れていた箇所をカットして繋ぎなおしているうちに突然ランプが消えてしまいました。あれっ。
原因は直に半田付けしたため、熱で半田が溶けてリード線が取れてしまったのでした。球自体フィラメントのリードが半田付けだったので甘く見てしまいま
した。チビとはいってもハロゲンランプ、あれは高温半田なんですね。ということで、休みにしっかりステーを作って半田無しで取り付けて完成。
この話はこれで終わるはずでした。
でもまだ続きがあるんです。またまたランプが切れたんです。そんなこともあろうかと調べたらトランスの二次側の電圧が9V。これじゃあランプが持つは
ずがないし異常に明るかったのもわかります。初めに調べたときは4Vだったと思いますが勘違いでテスターの目盛の読み間違いだったのでしょう。
ジャンクボックスをかき回したら6.5VのACアダプタがあったのでトランスの替わりにして切れた球を交換しました。若干暗いけどまあいいでしょう。
   

アルミのステーは折り曲げて光軸を合わせました。ランプのケツ側ソケットも熱に耐えるよう改造済みです。
ACアダプタは6Vがいいのですが手元には6.5Vの物しかありませんでした。
電圧オーバーで電球の寿命が心配ですが切れたらまた買えばいいや。
案の定数時間で切れました。
ランプ交換の際ACアダプタを6Vの物に変更したのですがやはり数時間で切れてしまいました。
通販で正規のランプを買うべきですが代引き手数料のほうが高くつくので考えてしまいます。

アルミ板でステー製作   ACアダプタ DV6.5V2A    
   

8ミリ編集器で気をつけたいのがこれ
これを無くすとリールを軸に固定出来ません
だらしない私ですがしっかり保管してありました
実家の部屋の天袋にまだ何個かあるはず

映写機は軸が太いので不要です

これは   リールに入れて軸にはめます    
 故障!
'10.2/22 調子よくフィルムを確認していたら突然巻き取りハンドルが空回り。あれっ!
  即分解してみました。プラスチックの歯車が割れて軸と固定する穴が開いてしまっていました。しばし考えて、半田ゴテで溶かしてなんとかくっつけて復旧しましたがじきに取れてしまいました。参りました。リールを回せば使えないことはありませんがフィルム送りが遅くてイライラします。
40年位昔の機械ですからこんなこともあるでしょう。よく今まで頑張ってくれたというもの。でもこれが無いと困ります。
そういえば先日HARD OFFにMinetteの編集機があったけど。
 
巻き取り側       下側が破損した歯車
'10.2/26 なんとか使えるようにしました。
本来は巻き取りハンドルを回すと減速してリール軸を舞わす構造になっていますが、この際減速なしでダイレクトに軸を回すように改造しました。
  晩酌の焼酎を買いに出たついでに近所のホームセンターに寄って適当な金具を買ってきて穴をヤスリで加工、ありあわせのパーツでつまみを付けて完成。これで充分使えます。
さっそくテレシネ素材の8ミリフィルムを掛けてゴミのチェックとフィルムクリーナーによるクリーニングを開始。スクリーンでゴミのあるコマを見つけて綿棒でお掃除です。
ちなみに、今日HARD OFFまで行ってきましたがMinetteの編集機はまだありましたが\10,500は不当ですよね。でも近くに置いてあったカセットデンスケは気になるなあ。
   
         
ランプはその後自動車用の12V10Wにしました。この球はガス封入タイプで通常の物より明るいようです。最初からこれにすれば良かった!
   
小糸のハイパワーバルブ   点光源ではありませんが充分な明るさ   13.5VACアダプタ
世の中いろいろなことがあるもので、先日例のHARD OFFに寄ったらGOKOのテレシネ専用映写機があって、後日購入。これはプリズム方式で空中像を
ビデオ撮影する優れものなんですがコンデンサーレンズが小さくて業務用カメラは無理でした。これをどう生かすかは今後の課題として、これに付いてき
た付属品になんと6V10Wの、エディターと共通の光学用ランプの新品が箱に入った状態で2個あるじゃないですか! 遠回りしましたがこの編集機は光学
系に関しては正規の状態に戻すことができました。
     
goko TC-20   付属の予備ランプ    
return 
 
 小型ライトボックス製作
8ミリフィルムをテレシネする前に編集機でゴミを確認して綿棒とクリーニング液で掃除しますが、初めはフィルムを手に持ってルーペで見ながら作業して
いました。これでは作業性が悪くてとてもじゃないけどやり切れません。編集機の入り口にフェルトを取り付けてこれにクリーナー液を染み込ませてフィル
ムを通してみましたが思ったほどゴミは取れず、結局フィルムを外して綿棒でゴシゴシ。(これでゴミはほとんど取れます)
写真用のライトボックスは持っていますが大きくて不便です。ルーペ付きの小型のライトボックスがあれば便利だろうなと思ってさっそく作ってみましたが
これは傑作です。
   
アルミケースに17mmソケット取り付け   LEDナツメ球   安物のルーペ 倍率は5×
   

ランプは40Wのクリプトンで試しましたが熱がすごいのでLEDにしました。暗いのではと心配しましたが適度な明るさでした。
ルーペの取り付けはしばし考えましたがアルミ板にφ27の穴を開けてはめ込みました。
写真では大きさがわかりませんが、アルミケースの寸法は40*80*120mmです。

編集機でゴミを見つけたらこれで見ながら綿棒で掃除します。

アクリル板でフタをして完成   こんな感じに見えます    
後日ルーペが5倍で苦しいのでホームセンターで安売りしていたKenkoの10×ルーペに変更しました。
   
¥798のルーペ   配管用金具で板に固定   すいぶん大きく見えます
今度は前には見えなかったゴミまで鮮明に見えますがこれは良し悪し。それこそ全コマ確認したくなります。
return 
 
 C300修理
友人のカメラですが、ぜひ使いたくて借りてチェックしたところ、ダブルスーパーマガジンの電池ボックスのカバーを留める金具が欠品!
使うには差し支えありませんがこのままだと脱落の恐れがあるので作りました。本来なら真鍮板で作ってニッケルメッキすれば完璧ですが手間がもった
いないので鋼板で代用です。マガジンの巻き取りリールもありませんでしたがこれは16mmの100fリールと共通で、手元にいくつもあるので問題なし。
 
マガジン側にも電池が必要   矢印の金具が下にもあったはず
 
暇をみつけて丁寧に仕上げましょう M1.7ビスはホームセンターで入手   ヤスリで微調整して完了 見た目オリジナルみたい
マガジン開口部のモルトも当然のように劣化していますが毛糸か綴りひもでなんとかなるでしょう。なお、友人がダブルスーパーの生フィルも持ってきて
くれました(昔私が東京で買ってきてやったもの)有効期限は1980年ですからたぶん、じゃなくて絶対駄目だと思いますが気休めに冷蔵庫に入れました。
実はこのカメラでぜひ撮りたいものがあるんです。どんな結果になるかわかりませんがこの件の始末記は後日公開しますね。
 
古いカメラで常に問題になるのが水銀電池。C300も露出用電池は3.9Vの電池ですが当然もう製造も流通もしていません。
これは案外簡単に解決しました。(実際は紆余曲折の末ですが) PR44は公称1.4V×3=4.2Vですが大目にみましょう。
 
電池はダイソーで買って   ホームセンターでユニオンパッキンを買ってきて
 
電池にゴムのユニオンパッキンをはめ、Φ16アルミ丸棒を輪切り   こうして重ねると
 
この中にぴったり納まって   ちゃんと動きます
古いカメラにこの空気亜鉛電池は救いの神ですが問題もあります。 この電池の原理は知りませんが、ガスが発生するらしいんです。
以前、この電池を入れっぱなしにしていたのを思い出して取り出したらスペーサーのアルミが腐食していました。違う材質にしたほうがよろしいようで。
これは続きがあります。こちら
 
次々に難問です。今度はマガジンを反転したとき(2側)が回りません。このカメラでダブルスーパーマガジンを使う場合は片側100フィート撮影するとカメ
ラが自動停止、マガジンを外して反転してまた100フィート撮影するのですが、このときに全く動かないんです。始めは1側も動かなかったのがなんとなく
動き出したところをみるとどこか接触不良があるようです。それを確かめようと分解中に「おっと」、マガジンの電池ケースから出ている細いコードを切って
しまいました。おそらく赤いコードは赤コードが来ているパターンに、青いコードは青につなげばいいと思うのですが一旦中断して頭を冷やしましょう。
 
半田のフラックスが原因で腐食が見られます   切れ掛かっていたのだと思います
↑この基板を見ていて思い出しました。昔、このカメラを借りて東京で試し撮りしたとき、マガジンを反転したら回らなくなって友人が修理に出したんです。
動くようになって戻ってきてその後ずいぶん使ったのですがかなり荒っぽい修理で半田のフラックスがそのままです。修理箇所がまた切れたんでしょう。
私はいつもこんな時あわてて事態をさらに悪化させるのでしばらく放置します。ねじはケースに入れてなくさないようにしなきゃ。
 
その後、断線した部分だけでなくこの基板のコードを全部取って外し、半田を吸い取ってアルコールでクリーニングし、丁寧に半田付けし直しました。
結果はOK 最初、マガジン反転側が動かなかったのですがそのうち正常になりました。これで使えるはずですがフィルム入手の問題があるので使う予定
はありません。実は生のダブルスーパーフィルムを一本持っているのですが(昔持ち主に頼まれてヨドバシカメラで買った物)30年前に期限切れじゃあ。
貴重なカメラですからコレクションに加えますが動かないより動いたほうが価値がありますよね。ということで一件落着。
return 
 
 SOTEC PC修理
衝動買いしたSOTECのPC STATIONのフロントUSBが死んでいて精神衛生上よろしくないので修理に挑戦、めずらしく成功しました。
テスターで端子を調べるとVcc(5V)が2.5Vくらいしか来ていません。
原因はおそらく前の持ち主がUSBに怪しい機器をつないで過電流が流れてマザーボードのチップヒューズを飛ばしたのであろうと想定し、調べました。
チップヒューズはすぐに見つかりました。導通をみると完全にオープン。もちろん代わりのヒューズなんて持っていませんから半田ブリッジして解決。
 
HP作成/更新専用にする予定です   このUSBが全然だめ
 
どれどれ、始めようか   赤印がチップヒューズ 半田でブリッジしてOK
結果は良好、USBメモリを挿入したら問題なく認識。ということで、本日は気分爽快。
このPCは過去の話になりました。とっくに粗大ゴミで出しました。
 
return 
 
 FUJICA SH30修理
いつか直そうと思いながらそのままにしていた8ミリ映写機を、連休に直しました。テレシネ専用に使う予定です。
ベルトはこういう修理に定番の熱圧着して自由な寸法が作れるやつで、数年前に上越市の「スーパーセンタームサシ」で農機具売り場にあったのを手に

入れておきました。Φ4です。映写機のシャフトを分解せずにやりたかったので何回か失敗しましたがなんとかくっつけ、2日おいて組み付けました。1日以

上待つのが鉄則とのこと。


 接着成功 狭いので大変

 
組み付け完了
 
        試運転
   

いつもそれで失敗するのですが、またやりました。よく確認しないものですから、試運転でサウンドフィルムを映写しても音が出ません。裏蓋をはずしたらスピーカーの端子を挿すのを忘れていて、これを差し込んでOK、のはずがまだうんともすんともいいません。また蓋をあけてアンプがダメなのかななんて。それならサイレントフィルムのテレシネだけに使おう。で、元通りに組み立ててふと操作部に目をやると、、、何だ?これは。 "POWER"って。
このボタンを押したら何事も無かったようにスピーカーから音がでたというお粗末。

余ったベルトは予備   左の写真の矢印はPOWERボタン    
これをテレシネに使おうというのは、なんといってもレンズがFUJINONで前に使ったELMOよりシャープなのではないかと考えたからです。結果が出たらま
たここで後悔、じゃない公開します。
その後、改めて分解してきちんと直そうとして組み立て方がわからなくなってそのまま放置するはめになりました。捨てちゃおうかな、、、
return 
 
 BP-95dx復活作戦
10年前に充電不能になったまま放置していたバッテリーですが、もしかするとあれは充電器が故障していたからかも知れないと気が付いて復活に挑戦し
ました。当時使っていた充電器はsonyのBC-210ですが、調べたら電解コンデンサがひとつだめになっていました。交換すればいいのですが手元に無い
ので手に入れる前に違う手で強制的に充電してみました。充電前はテスターで見ても0Vという絶望的な状態でした。


正規の充電器だと単に直流を出しているわけではなく、急速充電とか電圧検出とかの様々な機能が付加してあるのでこのようなバッテリーだと多分充電してくれないでしょう。

   
BVU-150のVUメーターを「バッテリー」に切り替えています。
菊水の安定化電源で強制充電中  

充電後BVU-150でテスト

  20分テープを2回再生中

このバッテリーは12V5.3AHですので0.53Aの電流を一晩流してみました。満充電にはなりませんでしたが思い付いて一旦を中断し、再度充電したところ数

分後インジケーターランプが三つ点灯! 内部のセルが活性化したのでしょう。
試しにUmaticのポータブルVCR BVU-150に装着して20分テープを再生したら8分まで回すことができました。もし復活してくれれば経費削減になります。
これに気を良くして再び数分充電してテープを回したら今度は2回再生OK。こうなればしめたもので、この記事を書きながらもう一度充電しています。

充電できただろうと3度目のテスト。今度は20分テープ3本目の6分でバッテリーアラームが出て停止しました。ちなみにBVU-150は消費電力約23Wです。

 
ガラクタを探したらBP用の定番充電器が出てきました。IDXの4連充電器です。昔、調子が悪くて調べようと分解したままの状態だったので改めて組み立
てて例のバッテリーをつないで電源を入れてみました。あれっ、使えるじゃん。そのままにしておいたらCHARG-QUICKランプが点灯して充電動作後
CHARG-TRIKLEに変わりました。これでこのバッテリー、しばらくは使えそうです。
でも1週間後、チェックボタンを押してもランプが点灯しないのでテスターで電圧を測ったところ、ミリボルト単位。結局ダメなものはダメですね。
 
さらに話は続きがあって、後日ジャンクのNEP NB-12を2セット手に入れたのです。これは確かにジャンクで、ほんのいっとき使えましたが力尽きてしまい
ました。でももったいないので分解して手持ちのありったけのセルを合わせて使えそうなものを組み合わせてみました。セルの一つ一つを簡易充電して電
圧を確認したのですが、1.4V程度まで達するものが何個かあって、これは使えると判断しました。
なんとか2セット組み上げて、さっそく定電圧電源で1A強制充電と自作放電器で放電を繰り返して活を入れてやったところ、14Vオーバー。いけるかも!
HL-57/BVV-5一体カメラでこいつを使ってみましょう。
return 
 
 HL-79Dにアクセサリシュー
工房で保護した大昔の放送用3管カメラですが、残念ながらマイクホルダーが欠品。グリップ前部に穴をあけてアクセサリーシューを取り付ければHL-

79Eのマイクホルダーが違和感なく装着できそうですがカメラを加工するのは忍びないのでオプション用の(?)M5のねじ穴を利用したプレートを作りまし

た。今後79Eと79Dを同時に使うことはないのでホルダーは共有です。このマイクホルダーはHL-57にも装着可能です。
   
グリップのねじ穴   3×50mmの錆びたフラットバー   加工完了
    日頃いろいろ金属加工をしているので端材が転がっていてこんな場合は役に立ちます。
高速カッターからボール盤、電気ドリル、溶接機etc揃っています。
ジャンクボックスにはあらゆる部品があって、アクセサリーシューもいくつかありました。
塗装は普通に塗っても違和感があるので缶スプレーでシュパッシュパッと得意の簡易ハンマートーン 仕上げです。
コインねじはホームセンターで手に入れました。
本当はアルミ板で作りたいところですがとりあえず鋼材で我慢。
簡易ハンマートーン塗装   コインねじで取り付け    
完成。マイクを装着しても全く違和感はありません。ということで終わり、ではなくてさらに改良型を作りました。
ガラクタの79Eに付いていたアクセサリシューが出てきたのでどうせならこの方がもっともらしいじゃないかと再びフラットバーを切って加工して塗装です。
     
素晴らしい出来   こんなもんじゃ    
 
 小型カメラ車載ステー
Panasonicの小型3CCDカメラNA-GS70を車に取り付けて撮影するステーを作りました。これはなにかと便利です。


平形鋼と丸棒を溶接して頑丈な構造

写真では詳細は見えませんが、カメラ取り付けねじは不要のビデオライトから取ったもの
で、プレート部に1/4”のタップを立ててあるので脱落しません。プレートには1mmのゴム板
を貼りました。プレートの小さなねじはカメラの位置決めのためです。            

 
    愛車パジェロミニのアシストグリップを外して取り付け
前から作ろうと思っていたのですがやっとその気になって半日がかりで完成させました。これを使っていろいろ撮りたいものがあるんです。
return 
 
 簡易BP放電器
放送/業務用カメラの定番だったBPタイプのニッカドバッテリーのメモリー効果解消用に作りました。
webサイトに参考になる記事があって役に立ちました。感謝!
 

原理は簡単で 負荷は自動車用電球を使います。
リレーの開放電圧を利用して9.5Vまで放電したら自動でOFF。
動作電圧は定電圧電源をつなぎ、内蔵の1kΩホーロー可変抵抗器で設定しました。
使い方はバッテリーのプラグをジャックに差し込んでスタートボタンを押すだけです。

2017.7 ハードオフでラジコンのニッカドバッテリー用放電器を見つけて買ってきたのでこれは
お払い箱となりました。

     
 
return 
 
 HL-59修理
せっかく手に入れたIkegami HL-59ですが、モニターにBNCコードをつないで映像を確認していてうっかりコードを無理に引っ張ってBNCコネクタを壊し
てしまいました。(汗)私にはよくあることですが。 これはなんとしても直さないとカメラがガラクタ。
手持ちの部品やガラクタを探しましたが同じコネクタはありませんでした。行きつけのパーツ屋さんにもなし。こんな時はそう、秋月です。一個\100のコネ
クタを念のため2個、送料込みで\1,000は安いのか高いのか考えましたがこれで治れば安いよな、というわけで手配。2日後入荷。
 

そこに見えているコネクタなのにこれを交換するのは大仕事。
こんな状態まで分解する必要がありました。
分解中に静電気で電子部品を壊すとまずいのでリストバンドを着けての作業です。

池上のカメラは基本的にメンテナンス性が良好で助かります。
でも、あわててバラすと組立不能になるので工程毎にデジカメで写真を撮りました。
これは組立の際おおいに助かりました。

途中経過はいろいろあって冷や汗ものでしたが、結果的に修理は成功、問題はありません
でした。

     
   
壊れたBNC   ここまで分解するのは大変   修理完了
return 
 
 HL-57修理
何気なく棚の57を見たら「ありゃ」 こいつもMONのBNCコネクタが変!絶縁体が欠損していました。
   
左がMON 右はGLで正常   59と同じ手順で分解   交換完了
 
  うまい具合に壊れていたのでテストのときここにモニターをつないで確認したのに導通して
気が付きませんでした。
破損していたBNCコネクタは非絶縁タイプですが、GL側は絶縁タイプです。
ちなみにHL-59は両方共絶縁タイプです。
私が推理するに、前の持ち主の時代に何かあって手持ちの部品で修理したのでしょう。
HL-57の回路図を調べたりwebで画像を探したらやはり正規は絶縁タイプです。
先日59の修理の際絶縁タイプをふたつ買っておいて正解でした。
どっちみち片側はグランドなので大勢に影響はないでしょうが。
修理の結果は当然ですが問題なし。
またまたこの騒ぎです    
 
 小型カメラ車載ステー製作A
車を代えたので改めてビデオカメラを取り付けて車載映像を撮るステーを作りました。
 
運転席のサンバイザー取り付け穴を利用   こんな具合にカメラをセット
はじめ、サンバイザー取り付け部に固定したところ振動が激しくて使い物にならなかったので振れ止めを追加しました。振れ止めのベースは両面テープ
で固定、運転の際視界を邪魔するので撮影の時だけこのステーを取り付けます。運転は細心の注意を払います。
ダッシュボードに日光が当たるとフロントウインドウに反射してカメラに映りこむのでダッシュボードに黒のフェルトをのせます。
 
動画から書き出したサンプル 1   サンプル 2
正面車窓はカメラを水平にセットするだけですから簡単です。問題は横方向を撮る場合。これは坂道があるので非常に面倒です。
で、横方向を撮影するステーも作りましたが、坂道でもカメラを水平に保つため重りを使った振り子式にしたら車の速度が一定なら安定しますが加減速で
大きく揺れて具合が悪いので別の方法を研究中です。センサーを使ってサーボモーターで制御すればいいんでしょうがメカでなんとかならないかな。
 
return 
 
 三脚改造
HDVカメラsonyHVR-Z5J用に余っている三脚を組み合わせてみました。十分実用になります。
材料はUNIVERSALの木製三脚とLPLの三脚です。
 
UNIVERSAL木製三脚   LPLヘッド+VENEZIA脚
なんとなく眺めていたらこの木製三脚にVENEZIAの脚を合体したら具合のいい三脚になるんじゃないかとひらめきました。
この2台の三脚はそれぞれ一長一短があって、UNIVERSALはボールレベラーで水平出しが簡単なのに対しLPLは基本的にスタジオ用でエレベーター式な
ので屋外で使うには向きません。ということは、UNIVERSALの脚をVENEZIAに組み換えればいいじゃないか!
 
脚の固定ボルトはどちらも同じM6
組み換え後    
脚上部の開きが違っていたので心配しましたが問題ありませんでした。こうして見ると初めからこういう三脚だったみたいです。
組み換えは成功。ついでにティルトロックが前から弱かったのでオーバーホールしてオイルも交換しました。(エンジンオイルで代用)
さっそくHVR-Z5Jの試し撮りに使ってみましたがミッドスプレッダーもあるし、軽量でカメラを載せたまま移動できるしでバッチリです。
return 
 
 モルト代用品
ビデオカメラはモルトとは無縁ですが、フィルムカメラの中古は劣化したモルトが悩みの種です。
ネットを探せば様々な厚みのモルトが売られていますが、振込みの手間や送料を考えると身近に何か適当な物を探したくなりますよね。
私の場合はネットの記事を手がかりにダイソーへ行って店内を隈なく探したら、ありました!
 
車のダッシュボードに使う物です   厚みは3mm
  100均はなにかと重宝します。
ダイソーとセリアはそれぞれ商品に特徴があって両方見れば意外な物が格安で買えます。
すべりどめシートはモルトの代用品として定番のようです。
セリアの毛糸はカメラの溝に使うと接着剤を塚わなくてもうまく収まります。
こちらは別の100均 Seria の毛糸    
 
return 
 
 OLIMPUS PEN整備
息子のEEに不具合があったので整備しました。
まずはファインダー。かなり曇っていてただでさえ小さな視野が見にくいのが気になります。
軍艦を分解するためにカニ目を自作しました。
 
5×10mmのアルミ材に穴明けし真鍮の釘を打ち込み   簡単に分解できました
 

内部はかなり汚れていました。
レンズクリーニング液と綿棒で入念に清掃してファインダーはクリヤーになりました。

ファインダー系をクリーニング中    
次は古いカメラにつきもののモルト張替えです。
これは前の持ち主がありあわせの黄色いスポンジで補修してあったのできれいに撤去、正規のモルトは単純な形状ではないので知恵を絞りました。
 
2mmのアルミ板をモルト貼り付け部と同じ形状に切り出し   モルトの代用品に両面テープを貼ります
 
木の板にのせてクリップで固定し   カッターで切り抜きます
 
切り出したモルト   裏の両面テープを剥がして
 
慎重に貼り付け   本体に取り付けて完了」
実際には以上の整備に伴う若干の作業が必要でしたがアルミ板で型を作ってモルトを切り抜くアイデアは成功でした。手間がかかりましたがハサミでこん
な形状に切り抜くのは至難の技です。
このモルト代用品を売るとしたら\10,000じゃないと採算が合いません。。。
ちなみにせっかくなのでアルミ型は保管してあります。
 
2017年夏のある日、試し撮りに出掛けました。

信濃町(東京の信濃町じゃありません) のバス停です。
 
     

こちらは同じく信濃町の旧18号線の商店街
 
     
いかがですか。このカメラはシャッター音が情けないほど小さいので撮れているのか心配になりますが驚くほどきれいに撮れていました。
CanoScan9950FでスキャンしてPhotoShopで自動カラー補正をかけました。
 
return 
 
 ELMO C300整備
ヤフオクで手に入れた(保護した)マイナーな8mmカメラですが「ジャンク」ということで、やはり不具合はありました。
電池ケースを取り出したらなんと当時の電池が入っていてそれが腐って変形、カバーが外れません。ケースを揉んだりネジにCRCを吹いたりたたいたりし
てやっと開けることができました。
 
おそらく昭和50年より前の電池 \25!   幸い接点は磨いてOK
EEの水銀電池も膨れていてカバーは10円玉ではとても回りません。
  この水銀電池をどうやって取り出すか、頭の使いどころです。
これも手始めにCRCを染み込ませてから考えました。
2日後、意を決してコインではなくアルミ棒でたたいてみました。
すると、かすかに回った手ごたえ、と思ったらキャップじゃなくホルダー側が一緒に回った!
無理して回すと中の配線を切ってしまいます。
一時休戦してどうすればいいか、知恵を絞りました。
ホルダーを接着剤で固定したらどうだろう?
さっそくホームセンターへ飛んで瞬間接着剤を買ってきてホルダー周辺をアルコールで拭
いてからホルダーの根元に少量流し込みました。
しばらく間をおいてキャップの外側のギザギザにアルミ棒を当ててコンコン。
反対側もコンコン。

成功!
あとは手で回り、中から40年以上昔の水銀電池が出てきて「どうもどうも、はじめまして」
なんだかいじらしくて捨てる気になりません。記念にとっておきましょう。

なお、瞬間接着剤はどう剥がそうか考えていましたがこじったらペロペロっと剥げました。
ついに日の目を見た水銀電池 KM-3D/A 3.9V    
このカメラを実際使うには水銀電池の代用品を考える必要がありますが、空気亜鉛電池でなんとかなるのは実証済みです。
が、空気亜鉛電池は問題があり、今回はもっと安上がりでポピュラーなアルカリボタン電池LR43を使うことにしてスペーサーを新作しました。
旋盤があれば適当な樹脂材料から削り出せば済むんですがこんな方法もありますっていう紹介です。
 
ありあわせの取っ手 太さがボタン電池と同じφ11.6   取っ手を切断して画用紙を巻きます
 
巻きはじめと  

最後を糊付け 外径はφ16.5

初め、画用紙にベタベタ糊を付けたらうまく巻けなくて収集がつかなくなったので糊は最初と最後だけ付けたら成功。
外径は約16.5mmにするとうまくケースに収まりますので途中でつないでさらに巻きました。
 

乾いたら20mmに切断 きれいに切るためこんな工夫

  単4電池ケースからスプリングを失敬
使える物は何でも使います。きれいに輪切りするにはセロテープのホルダーがぴったりでした。
 
切り口を糊で固めて完成   電池ケースにセット 奥にLR43を3ヶ挿入済み
 

正規の水銀電池は長さが21mm、LR43を3個重ねた寸法は5.4mm×3=16.2mmです。
足りない分をスプリングにしたのは正解でした。
アルミ箔を丸めて押し込むっていう手もあるようですが私はそんなことはしません。

本来の水銀電池は中身は1.3V×3で3.9Vです。
空気亜鉛電池は1.4V×3=4.2V。
アルカリボタン電池は1.5V×3=4.5Vですが、結果的に問題ありませんでした。
ブリッジ回路だと電圧の絶対値はあまり問題ではないといいますがその辺の理屈は置いて
おきましょう。

旋盤があればこんな部品は簡単に作れるんですが、無いものは違う方法で解決します。
うまく出来たのでついでに友人から借りているC300の分も作りました。

テストボタンを押して確認 青ゾーンに入ってOK    
 
モルトは当然張り替えました。
 
手馴れた作業で   張替え完了
 
古いカメラで一番心配なのがレンズの状態ですが、この個体の場合は前玉のクリーニングでほぼきれいになりました。
 
     
ファインダーは内部が汚れていてあまりクリアーではありませんが分解は致命的な結果となりそうで今回はそのままです。
整備後電池を入れてシャッターボタンを押したら動かなくて冷や汗が出ましたがスイッチの接触不良が原因で、何度か試したら元気に回りました。
return 
 
 Angenieux12-120レンズ整備
BOLEXに装着されていたフランス製の超有名なシネレンズです。
程度が良ければ中古で10万円前後出さないと手に入りませんが、これが魅力で敢えてジャンクのBOLEXを手に入れたんです。
でもジャンクというだけあって見事にカビが生えていました。
これはなんとしても使えるようにしたくて、冒険ではありますが分解清掃に挑戦しました。
カビが生えているのは前玉の奥のレンズです。
数日間真剣に取り組んだので途中経過を写真に撮る余裕はありませんでした。
  分解するにあたって予想したのは、リングは素直に緩まないだろうということ。
CRCを染み込ませても鏡筒もリングもアルミなのでかじり気味にしっかり食いついているの
を分離させるには怖いけれど打撃しかないだろう。
この際リングは多少傷になってもレンズは絶対無傷で進めないと。

結果的にリングの溝に先端を加工したアルミ棒を当ててコツコツたたいたのが正解でした。
ちょっとでも回ればしめたもの、改造コンパスでリングは回りました。

レンズの取り出しは通常レンズサッカーを使うのでしょうが100均の吸盤で済ませました。
レンズのカビはレンズクリーニング液と綿棒、クリーニングペーパーできれいになりました。
が、カビが生えていたレンズの奥のもう一枚にもカビ!
ところがこのレンズは2枚合わせらしく、カビはその合わせ面なのですが、カシメてあって分
解不可能です。
もしかするとカビじゃなくてバルサムが劣化しているのかも知れません。
幸いこのカビ(?)はレンズの端なので見なかったことにします。

組みあがってBOLEXに装着、ファインダーのマットを見る限り問題のカビは認識できないの
でこれで良しとしましょう。
まあまあの結果    
 

分解にあたって冶具を作ったり100均へ行ったり。
金属加工については道具がそろっているし手先は器用なのでつくづく自分は万能親父だ
と実感します。 (ところが指先は不器用でプラモデルの組み立ては大の苦手)

@アルミ棒 最後の手段でリングをたたいて回すためのもの

Aリング回しA これではリングは緩めることができませんでした

Bリング回しB 奥のレンズを外す冶具

Cレンズサッカーの代用品 100均の吸盤

Dカニ目代用品 100均のコンパス2個を組み合わせて製作

今回準備した道具    
 
return 
 
 ZENZA BRONICA 引き蓋製作
このカメラは持ち主が何回か変わるといつの間にか引き蓋が無くなるみたいでこれも欠品でした。
代替品をネットで手に入れることは可能ですが面倒な構造ではないので作りました。
最初は0.5mmのアルミ板で作ったのですが強度不足で具合が悪いので次に0.5mmのステンレス板で作り直したらこれでは厚くて素直に挿入できません。
いつもと違うホームセンターで0.4mmのステンレス板を見つけたので再挑戦しました。
 

この引き蓋でフィルムマガジンは脱着できますが、肩の寸法がわからなくてとりあえずRに
仕上げたのでロックがかかりません。
実物は肩の形状が段差になっているんです。
追加工しようと考えていますが試し撮りのためフィルムを装てんしてしまったので撮り終えた
らなんとかしようと思っています。

とりあえず完成 取っ手は他から流用    
金属板を真っ直ぐ切断するには本当はシャーリングマシンなら一発できれいに切れるんですが工房にそんなものはありません。
 
25×25アングルの端材で冶具を作って   板をはさんで万力にセット、鋸で切断しヤスリ仕上げ
この冶具は金属板の切断に重宝します。鋸で切った後そのままヤスリでていねいに仕上げると完璧、寸法も正確に出ます。
 
後日改めて引き蓋を作り直しました。
その際フィルムマガジンの構造を調べたり試作品を挿入していて遮光幕の端のプレートが取れてしまうというアクシデント発生!ボンドで貼り付けました。
 
ボンドG17の出番   これは貼り付け後
プレートが取れた原因は引き蓋を0.4mmのステンレス板で作ったので挿入したときに遮光幕とプレートの間に差し込まれちゃったたためです。
挿入部の寸法を計ると0.5mmでも入りそうなので、今度はステンレス板を0.5mmに変更してしっかりプレートを押すようにしました。
なお、オリジナルの引き蓋とは形状が違いますが自分なりに使いやすく考えました。
 
こんな形です   挿入するとちゃんとロック
ここまでくるのに何枚作ったことか。最初のアルミ板から5枚は作ったでしょう。
return 
 
 SEKONIC 露出計
40年も前に買った露出計ですが、お決まりの水銀電池の問題です。
解決方法は簡単で、アルカリボタン電池LR44にありあわせの材料でリングをはめればバッチリです。
 
いまだ愛用者が多い露出計   リングの材料が何だったかは忘れました
  この露出計は当時のヨドバシカメラで買ったような記憶があります。
あの頃手に入れたB&H 70DRのために必要だったんです。
当時弟が東京にいた関係で毎月のように信越線で出かけたものですが、急行で行っても
運賃は1,200円くらいだったかな? 安かったんです。
テストボタンを押すとこの通り    
 
ところがどっこい、事はそう単純はありませんでした。この露出計を使ってのZENZA BRONICA試し撮りは大失敗です。
フィルムはFUJICHROME Velvia 50。露出計はASA50にセットして撮ったのですが、見事に露出アンダーで、CANOSCAN9950でスキャンしてみたらほとん
真っ暗です。スキャンするまでもなくわかりましたが。水銀電池対策はネットにいろいろ情報があります。が、これは¥をかけないでなんとかしましょう。
初めは手持ちのNIKON FEの露出計を基準にASA感度を低く設定すればいいだろうと考えました。結果はASAをひとつ低くセットすれば大体OKでした。
でもそれじゃああまり気分が良くありません。次にやったのが、露出計に入る光をフィルターで減光する方法です。
 
引き出しに入っていたアップルマークのシール   CDSにかぶせます
引き出しを捜したら何かに使おうととっておいたシールがありました。試しにこれを露出計の受光部にかぶせたらNIKON FEの露出値とほとんど一致。
 

実はこの前にダイソーのメモ帳で試したら良好だったのですが、紙では変質すると思って
耐久性のありそうな物を探したんです。
露出計を分解してCDSに小さく切ったシールの台紙を入れました。
40年前の品物なのでCDS部は簡単に分解できました。
昔の物は何でも作りがいいですね。

今回この露出計を分解したついでに回路を調べました。
基本的に受光素子はCDSで1.35Vの水銀電池から制限抵抗経由でメーターを振らせている
だけの単純極まる回路でした。
ブリッジ回路なら電池の電圧はキャンセルされるのですがこれではLR44の1.5Vだと測定値
が違ってしまうわけです。

減光板組み込み完了    
さっそく外に出てテストです。18%反射板の代わりに新聞紙で測定したら快晴ということで明るすぎたので足元の芝生で測定です。
 
わかりにくいけどASA100 1/125 F11  

これもASA100 1/125 F11

突っ込みどころ満載ですがこれで試し撮りしてみましょう。 ― こんな面倒なことをしなくてもNIKON FEを露出計の替わりにすれば済むんですがね。
return 
 
 BMC-100用バッテリー
昔のビデオカメラで困るのが、正規のバッテリーがとっくに製造終了で手に入らないという現実。
私のSony BMC-100もそうで、正規のNP-11(9.6V1000mA)も怪しい中古でしか手に入りません。
このカメラはCCD以前のトリニコン単管で独特のデジタルと対照的な柔らかい映像が得られて私好みですので何に使うかはともかく使えるようにしまししょ
う。単3×8本の電池ボックスとバッテリースナップは馴染みのホームセンター、収納袋はSeriaで買ってきました。
今回使ったニッケル水素電池は1.2V1300mAで正規のニッカド電池よりちょっとですが容量が大きくなっているし100均で手に入るのは嬉しいことです。
DCプラグはジャンクボックスから出てきた物です。
 
材料を準備   単3ニッケル水素電池
充電器はOLIMPUSのコンデジの中古を買ったときについてきた物がふたつあったので助かりました。一度に8本充電出来ちゃいます。
 
充電中   カメラに装着
このカメラは外部電源用ジャックが装備されていてこんな場合はありがたいですね。しかも一般的なジャックなのでプラグは簡単に手に入る物です。
これを買ったときは寿命が尽きそうな正規のバッテリーが付属していたのですがいくらも使わないうちに完全にダメになって捨ててしましまいました。
取っておけば分解して中身を組み替えることが可能だったと、後悔先に立たず。まあスマートに出来たからいいでしょう。
しかし、世の中甘くありません。このバッテリーでテストしたのはほんの数秒。カセットの出し入れも正常にできたのでOkと判断したのですが、後日改め
て試し撮りしようと回し始めたら1分もたたずにバッテリーアラーム。電池を再充電しても同じです。その状態で電池ユニットを外して電圧を測ると10.4V、い
いはずなのに。原因不明のまま宿題です。
しばらくしてからなんとか解決しようと努力してみました。まずDCプラグが正規のACアダプタと違っていたのでハードオフのジャンクで得体の知れないACア
ダプタを見つけて交換しました。接触不良の症状があったためです。しかし、この手のアダプタはプラグの寸法と形状がいろいろあって実にやっかいです。
 
\108のACアダプタ   左が前に使った物 右が今回の物
結果は、残念ながらだめでした。BMC-100を録画スタート後数分でストップしてしまいます。充電器が正常に利いていないのではと入れ変えてみても同
じ。フルチャージで10.8Vと元気だったのがバッテリーアラームが出た時点でそのまま電圧を測ると9.3V、これでは無理です。
原因を考えるに、これは100均の電池は内部抵抗が大きくて負荷がある程度大きいと急激に電圧降下するのではないでしょうか。試しに血圧計とコンデジ
に入れたらどちらも正常に動いてくれたので幸い8本の電池は無駄にはなりませんでした。
ここまできたら引き下がるわけにいきませんので、次は国産のエネループでやってみましょう。(FujitsuやPanasonicだと¥2,000〜なので躊躇しています)
 
return 
 
 BOLEX H16 Reflx 整備
Angenieuxレンズの他にレフレックスファインダーのマットにゴミがあって気になったので清掃しました。
手元に来てすぐにファインダー系はクリーニングしましたが改めてのぞくとゴミが目立ちます。プリズムとリレーレンズをブロワーで清掃しても解決せず。
マットの面に問題があるようです。で、スリガラスのマットはどこにあるのかと接眼レンズ側から調べていきました。
次に写真@の中にもプリズムが入っているとみて開いたらカバーの奥のモルトがボロボロで触ると粉になって脱落します。清掃して代替品と交換しました。
この粉がプリズムの面に入り込んだのではと考えたのですが、ここをブロワーで入念に清掃しても状況は変わりませんでした。
 
@このカバーの中のモルトが劣化   A代替品で補修
レンズ直後のファインダーに画像を分けるプリズムは蝶番になっていて90度開く構造になっているのはわかっていてここは清掃したんですが、改めて観察
すると上の面にスリガラスのマットがありました。おっと、目で見ても汚れています! 前回ここは清掃していませんでした。
 
Bこれがレンズ後ろのプリズム   C90度開きます
 

BOLEX独特の半月型のターレット盤は整備性を考えた結果だと今回知りました。
実に良く考えてあります。
日常のメンテナンスは時計ドライバーのセットがあれば可能です。
BOLEXは自動F.I,F.Oができるあたり、いかにもアマチュア用で作りも精密過ぎてプロの使用
には耐えないというのが通説です。本格的に映画を撮るならArriflexということなんでしょうが
私はBOLEXも好きです。機能一点張りで、受け狙いのデザインとは無縁なところは最高。
でも、いつかはArriflexの16Sも手に入れたいですね。
実はヤフオクとセカイモンを随時チェックしています。
木製三脚に載せたArriflexで、観た人が理解も解釈もできない映画を撮るのが夢です。

2017年9月 ついにあこがれのARRIFLEX 16ST を手に入れたぞ!

Dマット面 クリーニング済みです    
これでファインダーも気分もすっきりしました。このカメラで撮る面白いプランがあるんですがロケ地は決まっているのにイマイチ構想がまとまらなくてじりじ
りしているところです。
return 
 
 ARRIFLEX 16ST 電源コード製作
このカメラは手に入れた時点で電源コードが欠品していました。古いカメラ、特にARRI16STではよくある事らしいです。それだけの理由で放置されている事
もあるとか。正規のコードはすでに入手不可能ということで、無ければ作りましょう。カメラ側はそれほど面倒な構造ではありません。
最初はエポキシパテで全部成型するつもりでしたが角が欠けるのではないかと考えて外装はアルミ板にしました。


最初に電子工作なんかに使う真鍮製の「支柱」をボール盤で穴加工。
ARRIの受け側ピンは+側が約φ3.5 −側は約φ2.8。ドリルは0.1mm毎に持っているわけで
はないのでφ2.8はφ3.0で開けました。支柱は長さ20mm、 M3のネジが切ってありますが
10mmの深さまで穴を拡大。
ネジ部を残したのはコードの先に圧着端子をつけてネジ止めするためです。
径が大きいのは外側にポンチを打って変形させて誤魔化します。でもこれで しっくり挿入さ
れてオス側との接触が確実になるというメリットがあります。
―なんだか卑猥で赤面します
 
    加工したメス側ジャック
 
 
ポンチで穴を変形 見えませんが周囲3箇所に打ちました   冶具にセットしてエポキで大まかに固めます
オス側のピンと正確にピッチを合わせるため、簡単な冶具を作って位置決めした上念のためエポキシが固まるまでオス側に挿入しておきました。
外装は穴あきアングルにM10のボルトの頭を切ってカメラ側の長円よりやや小さく寸法を決めて固定、アルミ板を巻きつけて成形。これは一発では成功せ
ず何回も作り直すはめになりました。
 
固まるまでこうして固定   一方0.5mmのアルミ板を冶具で加工
カメラ側にはコネクタの抜け止めロックがあって、これも生かしたくてガラクタ箱をかきまわしたら手ごろな部品が出てきました。元が何だったかは不明です
が、固定用の穴をあけて出っ張りはヤスリで最適な寸法に削りました。この部品は外装に穴をあけてM2.6の皿ネジでナット締めです。
 
これが外装になります 真鍮の部品はロック用   固まった挿入側を外装に入れてエポキシで固定
外装にエポキシを詰め込むのは考えていたより大変な作業でした。合わせ面が開いてしまわないようにアルミテープで仮止めしてピンの位置が中心振り分
けになるように微調整しながら、しかもエポキシを隙間なく詰め込まないと。こうしてピン側を先に決めちゃいました。コード引き出し側はまだ空洞です。
 
コード側もエポキシを詰めて埋め込みます   一日置いて十分固まったら塗装
ピン側のエポキシが固まったらコード引き出し側です。コードは0.5mm2×2芯、圧着端子を付けてM3のビスで支柱にしっかり固定。端面は3mmのアルミ板
を外装にすっぽり入るように切り出して中心に穴あけしてコード保護材を介して引き出します。ロック部品はこの時点でナット締めです。内部に隙間無くエポ
キシを詰め込んでコード引き出し部を押し込みます。固まるまでクリップと輪ゴムで固定しておきました。
最後に余計なエポキシを削り落としてピン側は平面に仕上げて余っていた車のシャーシーブラックで塗装。という工程でもっともらしく出来上がりました。
 
こんな具合に出来上がりました   抜け止めのロックも完璧です
コードのバッテリー側は業務用ビデオ機材で標準のXLR4pinです。特に意味はありませんが余っているコネクタがあったのでこれを使うことにしました。
8Vの電源がまだ準備できていないのでまだテストはできません。12Vならすぐにでも試せるんですがARRIのバリアブルモーターは12Vで回すと焼損すると
何かに書いてあったのを見たのでやめておきます。(焼けるのはモーターじゃなくて速度調整用の可変抵抗器かも知れません)
 
2日後、ハードオフで PlayStation 用の DC8.5V5.65A ACアダプタを発掘、喜び勇んで買ってきて、すぐにXLR4pコネクタを付けて回してみました。
初めはぎこちない動きでしたが数秒でオイルが回って快調です。巻き取りリールは正常になるまでしばらくかかりましたがじきに滑らかに。コマ数可変も正
常。逆転もOk。ただし、無負荷で回転数を上げると壊れる可能性があるのは承知しているので高速側は一瞬の確認だけにしておきました。
最初調子が悪かったのは後で考えるとモーターの奥のカップリングゴムが劣化していて空回りしたのも原因です。本来なら交換時期ですがとりあえず
モーター側と共にきれいに拭いて食い付きを良くしておきました。ベルトワックスを塗るという手もありでしょう。車の場合も古くなるとゴムから劣化します。
シャッターを押してゴミだらけのファインダーをのぞくと、聞いてはいましたがすごいフリッカーが見えました。 息子を呼んで「動いたぜ!」
 
PlayStation 8.5Vアダプタを改造 ¥324   シャッターを押すと勇ましい音
 

Webで調べまくったところ、ARRI 16STのバリアブルモーターは、400feetマガジン装着時
 無負荷 8V 3.6A
 サージ 8V 6A
 フィルムを入れた状態で回し始めたとき
 緊急時 6V 最大24FPS

標準バッテリーは
 8V 3.5Ah   後期型は 8.4V 4Ah
(1000ft稼動可能)

と判明しました。

400feetマガジンは持っていませんし将来使う予定もありませんが、意外に大電流です。
マガジンなしの消費電力は不明です。
ちなみにこのカメラに装着されているバリアブルモーターの抵抗値は24コマ(可変抵抗器の
目盛りが3の位置)で 約1.8Ωです。
単純に計算すると8V÷1.8Ω=4.4A 、実際に流れるのはそれより少ないと思いますが。
これに合うバッテリーは電動ガン用のNiMH 8.4V 4200mAhがぴったり。
又は二輪のバッテリーか業務用カメラのBP-90でなんとかする方法もあります。
実際に使うまでに準備しておかないと 。

追記:このモーターはフォルクスワーゲン ビートルのワイパーモーターの流用だとどこかの
サイトで読みました。だとするとおそらく本来は6V仕様でしょうね。意外に電気を食うのも納
得できます。
興味深い話です。

大体24FPSに合わせました    
ひととおりチェックして、使えることは確認できました。
私がやることは常にこれで終わりじゃなくて、今回のコネクタがいまいち仕上がりが気に入らないのでその後作り直しました。
手順は前回とほとんど同じですが今度はもう少し精密に作りました。仕上がりはまあまあです。
 


この手の部品を作るのは得意ですが、寸法を正確に出すのは苦手です。
穴は大きい方がプラス、小さい方がマイナスです。
なお、マイナス側の相手はφ2.8ですがドリルが無くてφ3.0 で空けてインチキした結果挿入
が渋いので改めてφ2.8のドリルを買ってきて修正しました。

本物は抜き差しが楽なように、左の写真のXLRコネクタみたいにギザギザがあるんですが
何かの足に貼ってあった滑り止めゴムが引き出しから出てきたので貼り付けました。

今回のコネクタも100 % 満足はしていませんがこれで打ち止め。
面白かったあ。

全長は短くしました    
 
ロックもバッチリ   違和感はありません
 
塗装して完成   裏にゴムの滑り止め接着
 
簡単な図面を公開します。
芯の材料は真鍮製 M3の「支柱」で、+側 -側共に深さ15mmまで穴を拡大。
カメラ側のコネクタ挿入部は約27mm×12mmなので外寸は0.5mm小さくしました。
コードの接続部はM3用ラグ板を半田付けです。
ロック部分はアルミアングルを加工、M2の皿ビスとナットで固定ですが図面は省略。

手間を考えると売るなら\30,000ってとこでしょうか。 こんなの買う人いないか。
     
なんとか納得のいくバッテリーコードが完成しました。我ながらこりゃあ傑作だ!
さっそくACアダプタにつなぎ、ドキドキしながら撮影済みのダミーフィルムを装てんして実際に動かしてみましたが問題ありませんでした。
この折気がついたのですが、ARRIFLEXは撮影現場でフィルムを入れ替える作業は大変だということ。ScoopicやBOLEXなら自動装填で簡単ですが。
同じ手動装填でもB&Hは遥かに楽です。
  その後、引き出しから壊れた髭剃りが出てきてその電源コードがカールコードじゃないか!
これを使わない手はないともう一本電源コードを作りました。
これも傑作じゃ。
     
 
 
残る問題はゴミだらけのファインダーです。写りには関係ないものの精神衛生上よろしくありません。これは、調べたら本来メーカーで対応する作業です。
特殊な工具も必要ということで、さあどうしましょう。実はかなり荒っぽいけど確実な方法を思いつきました。
このカメラはおそらく私が最後のオーナーになりますから、どう料理してもかまわないので挑戦してみようかな。アイカップも劣化して欠落があるし。
というわけでこの話は今後も続きます。
return 
 
 ARRIFLEX 16ST ファインダー清掃
では、続きを。
ゴミだらけのファインダーのピントグラスの清掃に挑戦しました。分解が困難ならファインダーのどてっぱらに穴をあけて綿棒を突っ込んで掃除しようか、
なんて無茶を考えていたのですが、ここは冷静にWebで見つけた図面をじっくり観察したら構造は簡単でした。これなら分解は可能です。
 
@アイピースをローレットの入ったリングナットを緩めて分離   A 矢印の面に8箇所穴があるので
最初、レンチを自作しようとも考えましたが面倒くさいので手っ取り早い方法を選ぶことにしました。
 
B φ2.0mmの真鍮釘でこんなのを作って   C 穴に入れて小さなハンマー頭をで軽くたたきます
真鍮の釘は何かと重宝します。ピントグラスを割ったら一大事なので力加減は強すぎず弱すぎず。でもやってみたら意外に簡単に緩みました。
このリングナットを外すと更にリングナットが現れます。次に外すのはピントグラスのすぐ外側のやつです。
 
D 次にピントグラスの押さえナットを   E 急遽作った工具で
今度は穴位置の寸法がとれたのでアルミの5×10mmの材料にφ1.8mmの真鍮釘を打ち込んでレンチを作りました。
 
F 緩めます   G 問題のピントグラスが外れました
このリングナットも簡単に緩みました。これを外したら中から半割りの押さえリングとゴミだらけのピントグラスが出てきました。
G はブロワーでゴミを吹き飛ばした後です。いきなりブローしてしまったので現状の写真は撮り忘れました。一回のエアブローでほとんどのゴミはきれいに
吹き飛びました。更にレンズクリーニング液と綿棒で仕上げ。
 


ピントグラス裏側に付着していたゴミは白い粉状の物でした。
これが一体何なのかは不明です。
念のため鏡筒側もエアブローしましたがこちらはきれいでした。

今までいろいろな事をやってきたのであらゆる材料があってこんな場合に簡単な工具を作る
のは朝飯前、何でもとっておくものです。

ARRIFLEXに関してはwebで検索すると役に立つ情報が多数あって今回も助かりました。
でもファインダーに関しては図面は見つかりましたが分解方法を紹介しているサイトは見当
たりませんでした。
この記事が同じ事を考えている人の参考になれば幸いです。

H ダイソーのハンマーが活躍    
元通り組み立ててファインダーをのぞいたらすっきりして見違えるようです。クリーンルームで作業したわけではないので微小なほこりが残ってしまいました
がいつでもバラせるので愛嬌ということで。
終わってみれば呆気ない位簡単な作業でした。これで我がARRIFLEXは気持ちよく使える状態となりました。さっそく友人を呼んで得意満面で自慢じゃ。
でも、これで終わりではありません。バッテリーの件が残っています。
return 
 
 ARRIFLEX 16ST バッテリー準備
アリのバリアブルモーターはDC8V仕様で、電動ガンの8.4Vってやつがそのまま使えますが、他に一般的な12Vバッテリーから秋月の降圧コンバーター
で電圧を落とす方法も考えられます。前に作った大型バッテリーユニットに降圧コンバーターを組み込んでDC8.4V,12v,13.8Vを出すようにすれば他にも使
えるし手っ取り早いし最小限の出費で済みます。秋月の DC1V〜15V 最大8A可変スイッチング電源キット(降圧) SI−8010Y は送料込みで
\2,000 。こりゃいい。
ん、待てよ、そこにビデオカメラのBP-90があるじゃないか。あれを使えばコンパクトなユニットが出来るぞ。
ということでさっそく製作にかかりました。
 
秋月のキットを手配   これが全パーツ
 
組み立て完了   電圧を調整
 
別途作ったケースにBP-90と共に収納   出来た!
 

秋月のキットはこんな場合定番です。午前中に注文して翌日の午前到着。
簡単な作業ですが慌てて作ると失敗することがあるので一日おいて楽しみながら組み立て
ました。
電圧は8.4Vに調整しましたがあまり意味はありません。ARRIFLEX純正のバッテリーは8Vで
すが、バッテリーの電圧なんていいかげんなもので、今回使ったBP-90の場合公称12Vです
が 満充電では14V近くあります。最初検討した電動ガンのニッカドやニッケル水素電池が公
称8.4Vなのでそれに合わせただけです。8Vだろうが9VだろうがOkです。どっちみちモーター
と一体の可変抵抗器で電圧を調整してコマ数を合わせるんですから。

ケースは桐の集成材が安かったのでこれで作ってパネルは2mmのアルミ板でもっともらしく
しました。塗装は手元にあった墨汁です。墨汁は垂れないし乾きも早いし塗料と違って木に
染み込むという優れものです。でも濡れた手で触れると手が黒くなるのでろうそくのロウを塗
りこんで磨き上げました。これは我ながらGoodアイデア。 使い込んだ感じの味が出ます。
材料探しで何度かSERIAへ行って面白いステッカーをみつけたので洒落のつもりでカチンコ
のシールを貼ってみました。
手持ち撮影に備えてショルダーベルトも使えるように金具を取り付け。

出来上がってみると、機能は果たせるけどパネルのレイアウトがイマイチ垢抜けしません。
ここだけやり直そうかなんて「つまらない事が気になるのが、僕の悪い癖」。

試運転 Ok 24コマで回しています    
これで我がARRIFLEXは稼動可能となりました。次はこれで「映画」を撮ることを考えないと。羽仁進、松本俊夫、寺山修司、Maya Derenを師として。
 
乗りかかった船。バッテリーユニットを作り直しました。
 
見た目はあんまり変わりません   パネルの配置を変更
つまらない作業に一週間以上費やしてしまいました。貴重な時間を浪費したというものです。こんなことならホームセンターにあったアルミの工具箱を改造
したほうが早かった!
これもまだ納得がいかず3台目を製作中です。
ここでまた気が付きました。こんなことしなくてもSonyのHVR-Z5Jに使っているNP-F930がそのまま使えるんじゃないか?7.2V 4050mAだぞ。
return 
 
 FUJICA SH9 整備と改造
これもハードオフで\1,080で買ってきた代物です。
さっそく電源コードをつないで試運転したら全然動きませんでした。
裏蓋をあけてみたらモーターのプーリーに掛かっているベルトがボロボロになって下に落ちていました。「ま、そんなもんだろ」
ランプも点灯しません。
駆動系はオイルが固まっていてこれではベルトを代用品で間に合わせてもダメです。
では、整備開始です。
 
この軸受けが固着していました   軸受けをドライバーで押さえて軸をモンキーで回しました
メインシャフトが全く回りません。含油軸受けが複数ありますがどれかが固着しているようです。
ひとつづつ点検したらひとつひどいのが見つかりました。車のエンジンオイルを染み込ませてドライバーでしっかり押さえて軸を少しづつ回したら復旧。
他の軸受けもオイルを染み込ませました。
 
切れていたベルトはOリングで代用   ぴったりです
切れたベルトは当然純正部品なんて無いでしょうし耐久性が疑問なのでOリングで代用しました。サイズはP-50でぴったりでした。
 
 
ランプは足の接触不良でした   レンズもクリーニング
ランプ(12V100W)はソケットから外すのに苦労しましたが導通を測ると問題なし。ソケットとの接触不良です。ランプの足を磨いてソケットも含めて接点クリ
ーナーできれいにしたら点きました。ランプの使用時間は短い感じです。当時8ミリは、買ってはみたけど撮り方がわからなくてそのまましまいこむケース
が多かったんです。
レンズは汚れがひどかったので簡単に分解できるところまでクリーニングしました。
 
映写できるのを確認   後でリールの駆動ベルトも交換
 
φ3のベルトは\180/m
これも作って交換    
昔撮ったフィルムを掛けての映写テストは何の問題もありませんでした。
リール駆動用のベルトはまだ使えそうでしたが念のため定番の「バンロープ」φ3で作って交換しました。
続いて本題のテレシネ機への改造です。
 
ハロゲンランプの光を拡散させる必要があるのでいろいろ試しましたがこれに落ち着きまし
た。これを切り抜いて正規の映写ランプが装着してある所に入れます。
ホームセンターで見つけたハロゲンランプ   ダイソーのファイルです
前にsonyのビデオライトを手に入れたことがあって、それはバッテリーが成仏していて使えなかったんですが何かに使えればとガラクタ箱にとっておいたん
です。そのライトは6Vのハロゲンランプ仕様で、こいつのソケットがホームセンターのランプに合いそう!
 
製作したランプユニット   銅線は正規のランプソケット固定用
結果はぴったりでした。アルミ板でプレートを作ってそのソケットを取り付けました。
毎度のことですが、こんな場合私は機械本体は加工せずに解決する方針です。今回も同じ方針です。
 
こんな具合に収まります   点灯確認
この映写機を本来の映写目的で使う予定はありませんがいつでも元の状態に戻すことができます。
こんな場合、普通はランプとフィルム面の間にテフロンの減光板を入れますが私の場合はランプが小容量で発熱が少ないのでダイソーにあったファイル
から切り出して作りました。長時間映写すると多少焼けるかも知れませんがそのときはまた作って交換です。
  ベルトが正規のものではないのでFINE ADJ中央では正確な18/24コマではないと思います
が、どっちみちフリッカー回避のため統制して20コマで回すのでOkです。
速度調節は必須    

映写機によるテレシネはスクリーンプロセスでもエリアルイメージででも映写機のモーターがDC駆動で20fpsに速度調節できることが必須です。

SH9はそれが可能なので買ったんです。本格的にやるならシャッターを5枚羽根にするのがいいんですがそこまでやるとなるとめんどくさいのでここまで。
 
return 
 
 Sony HVR-M15J修理
動作確認中に何度か電源が落ちる症状があって、原因を探った結果DC INコネクタが怪しいとわかったのでカバーをあけて調べました。
   
ここの接触が変    
ACアダプターのプラグを動かすと電源が入ったり切れたりします。接点復活材を吹き付けても調子は同じでした。
 
落ち着いて作業開始   犯人はこれ
DCジャックが載っている基板を調べるとどうも半田付けが甘いようです。半田吸い取り機で半田を除去してしっかり半田付けしました。
一度修理しているのか1394のあたりも荒っぽい半田付けです。
 
コンポーネント端子にケーブルをつないで   きれいな映像を確認
結果は良好です。プラグをいじっても電源は落ちません。
今回このデッキを分解してみたらさすが業務用、整備性は抜群です。民生用だとこんな簡単には直りません。
 
return