Premierによる編集からDVD作成までの成功例/失敗例 Top Guide  
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    映像作品の発表の場として、YouTubeは今後無限の可能性があると考えます。    
    当工房はすでに何本か試験的に動画のアップに挑戦、今まで失敗はなく全部成功しましたので現在までのノウハウを紹介します。    
    YouTubeに動画をアップする方法はYouTube自体に詳しく手順の説明がありますのでそれに従って進めれば難しいものではありません。    
    問題は大きく分けてふたつ。ひとつは何を何のために公開するのか。これは個々の問題ですからここでは取り上げません。ふたつ目は技術的な問題。    
    YouTube側は考えられるほとんどの動画フォーマットを受け付けてくれますが、アップする側としてはできるだけオリジナルの画質を維持したいところです。    
    で、様々なサイトを調べてみたのですが、決定的な方法は見つかりませんでした。昨年('09)の早い時期に大幅に規格が変わって格段に高画質が可能に    
    なったのにそれ以前の解説がほとんどで、利用する側が追いついていないのが現状のようです。'10.2時点で解像度は1280*720(16:9HD) 640*480(SD)が    
    可能、動画長さ10分、容量2GBとなっています。当面、必要にして充分といえるものになりました。    
         
    では、実際にアップした手順を。    
    最初にアップしたのは「チョウゲンボウのホバリング」で、旧式な放送用カメラとUmaticVCRで収録した素材です。Umaticですから鮮明な映像ではありませ    
    んが珍しいシーンが撮れたので適当に編集してまとめました。    
         
     1 オリジナルテープをDVRexでアナログキャプチャ    
        コーデック:CanopusDVRex    
     2 Premierで編集、AVI書き出し    
        コーデック:CanopusDVRex 特別な処理はしていません    
     3 AVIUtlで仕上げ    
        YouTube用に形式を整えました    
        クロップ:上下 6 左右 8 アナログキャプチャすると左右に帰線jの黒いエリアがあるのでこれを追い出すためです    
        サイズ:640*480 DVの長方形ピクセルをPCの正方形にします これはPremierでも可能    
        インターレース解除:偶数/ボトムフィールド→トップフィールド インターレースは解除したほうがいいという説に従いました    
      3 AnyVideoConverterでMPEG変換 (AnyVideoConverterはフリーソフトです)    
        AVIをMPEGに変換します    
        動画コーデック:mpeg4    
        動画ビットレート:1024 最適値が全くわからないのでデフォルトのままです    
        動画フレームレート:30 30がいいのか29.97がいいのか迷いましたがとりあえず30にしました    
        オーディオコーデック:mp3    
        オーディオビットレート:128 適当です    
        オーディオサンプリングレート:44100 こんなに上げなくても良かったんですが    
        オーディオチャンネル:2 BGMがステレオなので    
        A/V同期:Default    
    以上の手順で作成したMPEGファイルをアップしました。「動画をアップロード」をクリックするといきなりアップロードが始まったか思う間もなく「成功しました」    
    のメッセージが出て完了。あとは必要な項目を埋めるだけです。呆気ない位簡単でした。変換してないAVIだとかなり時間がかかるらしいんですが。    
    自分の作った動画をwebで見るというのは感動でした。これに味をしめて同じ条件で次々に動画を追加しました。    
         
   

次に10分ぎりぎりの作品「新宿 1975,冬」のアップに挑戦しました。

   
    これは昔8ミリカメラの試し撮りで新宿へ行った時のフィルムを簡易テレシネでデジタル化したものです。    
    今度は条件を変えてみました。    
        変更箇所:クロップは無し クロップは映像を引き伸ばすのでわずかですが画質が落ちると考えたからです。また、YouTubeの画面はHDに合わせて    
        16:9なのでSDサイズだと左右に黒味が出て帰線部分が気にならない事がわかったためです。    
        動画コーデックはmpeg4からx264に変更しましたがH264と同じなのか、わかっているわけではありません。    
        動画のビットレートは思い切って6000kbpsに上げました。これも根拠があってのことではなく、結果を見たかったからです。    
        オーディオは元の素材がサイレントですので無しです。適当なBGMをいれようかとも考えたのですが中途半端になるのでやめました。    
    さすがにこれはアップロードに時間がかかりました。測っていたわけではありませんが1時間程度だったと思います。待つ間、やや不安。    
    待ちきれなくて他のPCで開いたらすごい粗い映像が出てきて!?    
    webで調べて時間を置くとYouTube側でエンコードが終わって画質が正常になるらしいのは知っていましたが、本当なのか心配でした。    
    結果はOK、成功でした。    
         
    YouTubeで最も頭を悩ますのがビットレートです。最適なビットレートは公表されていませんのでいろいろ試してみるしかありません。考え方はいろいろあり    
    ますが、いっそストレートにAVIのままアップするのも手ではないでしょうか。次回、短編で試してみましょう。    
    私の手元には若い頃撮りまくった8ミリフィルムが膨大にあります。映像は時間の経過により熟成するというのが私の持論。    
    プライベートな物も含めて貴重な資料ですので眠らせておくのは罪悪です。これからどんどんアップしていきます。    
         
    YouTubeで動画を公開している立場から思うことがあります。    
    作り手として、本当に観てもらいたい動画はさっぱりアクセスが少なくて、何でと思う動画が意外に受けたりするんです。私の場合は観てもらいたいのは渾    
    身の力を込めて創った自主映画なんですがそちらは全く人気がありません。もちろんキーワードをありったけ使って検索にかかるようにしてあるんですが。    
    ということは、私がYouTubeを観る際も同じで安直な検索でお手軽な動画を探しているということで、、優れた映像作品(敢えて動画とは言いません)は目立    
    たないところに隠れていると気がついた次第。