Premierによる編集からDVD作成までの成功例/失敗例 Top Guide  
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    ●エンコードとは、編集済みの動画ファイルをMPEGに書き出す作業です。    
    これが実に大変で最適な条件を見つけるのに手間取ると膨大な時間がかかります。時間がかかるというのは、人間側だけではなく、パソコンの演算も含め    
    てのこと。私はやったことがありませんが最終品質にこだわらなければ単体のDVDレコーダを使ったほうが手っ取り早いでしょう。    
    エンコードに使うソフトはいろいろありますが、私はPremier6.5に付属のADOBE MPEG ENCODERしか使いません。これはいろいろ使ってみるよりひとつに    
    絞って条件を煮詰めたほうが結果的に能率がいいと思います。    
    ●MPEGは複雑怪奇な演算を経て圧縮ファイルが作られますが、私が思うにまだ発展途上の技術です。    
    PCソフトウエアのほとんどがそうであるように、プログラマー自身は映像の素人ですから無理も無いんでしょうが不備は多々あります。    
    使う側も、プロアマを問わず映像に関しては詳しくてもコンピュータは全くの初心者で、両者のギャップが半端ではありません。    
    思い通りに出来たら奇跡だ、くらいの気持ちで楽しんで取り組むと血圧が上がったり腹を立てたりせずに済むでしょう。    
    とはいっても個人的な映像ではなく、何らかの形で配布する場合は悠長な事は言ってられないでしょうからヒントを差し上げます。    
         
    タイムラインのMPEG書き出し    
    簡単なプロジェクトを作って書き出してみます。    
    タイムラインでタイトルを入れ、トランジションもかけていますが試しですからaviに書き出す必要はありません。    
    実際の編集では非常に複雑なプロジェクト構成で、尺も60分を越える場合がほとんどですから一旦aviファイルに書き出した上、テープにバックアップして    
   

万全を期します。HDDのデータなんていつ消えるかわかりません。経験上IBMのバルク品はダメです。

   
    エンコードは書き出したaviファイルを新しいプロジェクトに読み込んで行います。    
    では、何はともあれエンコードしてみましょう。    
    仮にプロジェクト名は「mpegtest」としました。プロジェクトを保存しないとエンコードはできません。    
    なお、Premier6.5の場合Adobe Mpeg Encoderは認証を受けないと有効になりませんがwebから簡単に出来て再インストールしても何度でも認証可能です。    
    単純なプロジェクトですがタイトルとトランジション(クロスディゾルブ)が設定してあります。    
 

エンコードはプロジェクトのままで構いません
 
         
   
1 ファイルメニューから「タイムラインを書き出し」で「Adobe Mpeg Encoder」

 MPEG ストリームで「カスタム」を選び、ファイル名と保存先を決めます

     
   
   
 「編集」を開いてビットレートタイプを「固定ビットレート」「8000kbs」にして
   Adobe MPEG Encoder 設定に戻り「書き出し」でエンコード開始
     
   
   
問題が無ければエンコード完了です 拡張子がmpgではない事に注意
   
通常これで問題無く高画質のMPEGファイルが出来上がると思います。
固定ビットレートにしたのは最終的なディスク容量が許せば面倒な可変ビッ
トレートは無意味と考えたためです。映像にもよりますがCBR8000kbsなら
DVDディスク1枚に1時間程度の映像が収まるでしょう。
もし入りきれないならビットレートをCBRのまま6500bpsまでなら落としても
大丈夫で実績があります。
CBRに決める前はVBRもいろいろ試したのですがエンコードに一晩かかった
事もあり、その結果を見て再度条件を変えてエンコードするのは時間の無駄
です。
例えば結婚式ならディスク1枚に収めようと思わず思い切って挙式と披露宴
の2枚組にしてしまえば万事好都合です。
   
    どうしてもVBR(可変ビットレート)を使い、音声もmp3を利用して圧縮したい場合は覚悟を決めて最良の条件を探してください。    
    ただし、MPEGの圧縮技術は非常に複雑ですので満足出来る結果を得るには膨大な時間を要す上、ファイルサイズがどの程度になるか読めません。    
    MPEG圧縮で問題が出そうなカットだけ抜き出してテストする方法もありますが、どんな画柄で問題が出るかはやってみなければわかりません。単純な画    
    なら強烈に圧縮しても良さそうですが一概には言えず、トランジションを掛けた部分は特に要注意で、黒フェードで空のグラデーションがひどい結果になっ    
    た経験があります。    
    根本的な問題として、DVという規格はデータの余裕が全く無いのでそのまま見るぶんには綺麗ですが、加工は必ず画質劣化を招きます。RGBしれぞれが    
    たった8bit=256諧調の、さらに狭い16-235の輝度範囲に映像を押し込めても「見た目にはわからないだろう」という考え方には無理があります。    
         
    続く